即日現金を借りるための方法や審査、注意点について徹底解説

「急にお金が必要になった!」
「今すぐお金を借りることはできるの?」

急に現金が必要になった時、すぐに借りることができるのか分からないと不安ですよね?では、即日にお金を借りることはできるのでしょうか?

結論から言うと、借りる方法はあります。ですが、すべての金融機関が即日融資できるわけではありません…

「急ぎで現金が必要…」
「今日中にお金を用意したい…」

という人は、即日で現金を借りられる会社を選ぶ必要があるのです。

今回は、即日現金を借りるために知っておきたいことや注意点などを解説します。

お金を借りる前の注意点

まずは、お金を借りる前に知っておきたい注意点を紹介します。

注意点は以下の3つです。

  • 他社の借入状況などによっては審査に通らないことがある
  • 複数の会社に連続して申込むと審査に通らないことがある
  • 甘い言葉で勧誘している業者には要注意!

では、詳しく見ていきましょう。

借入状況などによっては審査に通らないことがある

どの金融機関であっても、申込みをすれば必ず借りられるわけではありません…

貸金業者(消費者金融など)の場合「総量規制」という法律があるので、借りられる金額は「年収の3分の1まで」と決まっています。

すでに何社か借入がある人は審査も厳しくなりがちです…「借入は無いから大丈夫」なんて思っていてる人の中にも、携帯電話料金の滞納が原因で審査に通らないこともあるんです。

☟ 総量規制については、こちら
日本貸金業協会_総量規制について

複数の会社に連続して申込むと審査に通らないことがある

複数の金融機関に連続して申込むのはおすすめしません…

なぜなら、申込みをした事実は信用情報機関に登録され、その情報は貸金業者の間で共有されることになります。短期間に申込みを繰り返している情報があると、貸す側は「たくさん申込んでいるなら、他社の借入が増えて返済ができなくなるのでは?」「他社で何度も審査に落ちている人だから何か問題があるのでは?」などと警戒されてしまい、審査に通らないことになるのです。

このようなリスクを避けるために、何社か申込んでも審査に通らなかった人は、残念ですが、即日現金を借りることはあきらめるしかありません…

期間を開けて再度申込むようにしましょう。

甘い言葉で勧誘している貸金業者には要注意!

「審査無し」「ブラックOK」などと謳って勧誘している業者は、ヤミ金や無登録の貸金業者などの違法業者です!絶対に申込みをしてはいけません。

ヤミ金などは返済能力がない人でも貸してくれます。ですが、あとで出資法を超える高い金利を支払わされることになります。

借金が返せなくなると家族や職場など、周辺の人たちにまで被害が及ぶ場合もあるので、甘い言葉で勧誘している貸金業者は要注意です!

☟ 出資法については、こちら
金融庁_出資法と利息制限法

☟ 登録されている貸金業者かを調べたい人は、こちら
登録貸金業者情報検索入力ページ

 

 

即日で現金を借りるおすすめの方法とは?

ここでは、それぞれの詳細について説明していきます。

おすすめの方法としては、以下の4つです。

  • クレジットカードのキャッシング枠
  • 生命保険の契約者貸付
  • 銀行系カードローン
  • 消費者金融のキャッシング

クレジットカードのキャッシング枠

キャッシング枠とは、クレジットカードでお金が借りられる限度額のことです。

手持ちのクレジットカードにキャッシング枠が設定されているか確認してみてください。

設定されているキャッシング枠内であれば、コンビニATMや口座振込などで即日現金を借りることができます。

生命保険の契約者貸付

終身保険や年金保険など、解約返戻金が貯まるタイプの生命保険に加入している人は、契約者貸付を利用することができます。

申込み方法は生命保険会社によって異なりますが、WEBサービスから手続きすれば、登録口座に即日入金してくれることもあるようです。

あくまで貸付なので、余力がある時に返済しておかないと将来受け取れる保険金が減り、借入れた額によっては契約自体が消滅してしまうこともあるので、注意が必要です。

銀行系カードローン

銀行系カードローンとは、メガバンク・地方銀行・信用金庫などで、キャッシュカードやローン専用のカードを使ってお金を借りる個人向け融資のことです。即日融資をしているところもあります。

口座を持っていなくてもカードローンを利用できるところも多いですが、自分の口座があるところで借りた方が手続きがスムーズになることもあるようです。

自分の口座がある銀行でカードローンを扱っていないか、調べてみるのも良いでしょう。

消費者金融のキャッシング

消費者金融のキャッシングは、個人向け融資のことです。

消費者金融と銀行系カードローンでは、適用される法律が異なります。銀行系カードローンは銀行法の適用になりますが、消費者金融は貸金業法の適用になります。

消費者金融では総量規制の範囲内でしか融資してもらえないので注意が必要です。

大手消費者金融などは、即日融資に対応しているところが多いです。無人契約機でカード発行してもらえば、すぐに利用することができます。コンビニATMで借入や返済もできたりと利便性が高いのが特徴です。

金利については銀行系カードローンとほとんど差がありません。

☟ 貸金業法については、こちら
金融庁_貸金業法のキホン

 

 

申込み~借入れまでの流れとは?

ここでは、銀行系カードローンやキャッシングの申込み~借入れまでの流れについて、詳しく説明します。

基本的には、以下の流れになります。

  1. 申込み(Web・電話・来店)
  2. 本人確認書類などの提出
  3. 契約
  4. 借入れ

申込み(Web・電話・来店)

まずは、申込みです。

銀行系カードローンや大手消費者金融の場合、アプリで手続きが完結できるので便利ですが、本人確認書類などを撮影して申込みフォームに添付する必要があるので、移動しながらの申込みは難しいかもしれません…審査結果についても銀行系カードローンで申込んだ場合、即日に審査結果がでないことも多くあります。

申込みには、Web・電話・来店といった方法がありますが、すぐにお金を借りたいのであれば、実は有人店舗がある消費者金融に来店して申込みするのが一番早いです!

本人確認書類などの提出

運転免許証・健康保険証・パスポートなどの本人確認書類を提出します。

申込む金額によっては、収入証明が必要になります。申込み金額が50万円を超える場合や、他社を含めた借入額が100万円を超える場合は、源泉徴収票・確定申告書・給与明細などの提出が必要になります。

逆に、申込む金額が50万円未満で、他社を含めた借入額が100万円以下の場合は、収入証明の提出は必須ではありません。

契約

Web・郵送・来店のいずれかの方法で契約します。

Webの場合、コンビニATMなどで利用できる専用カードが後日自宅に郵送されます。専用カードが到着した日から利用が可能です。

また、無人契約機で契約した場合は、その場でカードを発行してもらい、その場で借りることができます。無人契約機がある会社で契約した場合も、最寄りの無人契約でカード発行してくれるので、その場で借りることができます。

来店の場合は、その場で契約が完了するので、すぐに現金を手にすることができます。

中小規模の会社であっても専用カードを発行してくれるところもあるので、利便性も含めて申込む会社を選んでから来店することをおすすめします。

郵送の場合、契約書・必要書類などを送付する必要があるので、即日借りることはできません。

借入れ

契約が完了したらいよいよ現金を借りることができます。

借入方法は店頭で現金を手にするか、発行された専用カードを使ってコンビニATMなどで利用するか、指定した口座へ振込みを依頼するのが一般的です。

現金を手にするとそこでゴールのような気になってしまいますが、借入条件や返済方法についてはしっかり確認し、返済計画も立てておくようにしましょう!

 

 

銀行系カードローン・キャッシング以外で即日お金を借りるには?

ここでは、銀行系カードローン・キャッシング以外の方法について紹介します。

即日現金を借りる方法としては銀行系カードローンやキャッシングを利用するのが一般的ですが、他にも方法はあります。

主な方法として…

  • 目的が決まっているなら目的別ローン
  • 事業者ならビジネスローンやファクタリング
  • 学生なら学生ローン

即日借りられる目的別ローンもある

目的別ローンとは、「マイカーローン」や「教育ローン」など、用途が決まっているローンのことです。

こうした目的別ローンの場合、借入までに時間が掛かるものもありますが、即日借りられるものもあったりします。使用用途が決まっている場合は、目的別ローンを検討してみても良いでしょう。

事業資金などで借りるならビジネスローンやファクタリングもあり

【ビジネスローンの場合】

ビジネスローンとは、開業資金・運転資金・設備投資などで利用できる融資のことです。銀行・信販会社・消費者金融などで取り扱っています。

一般的な融資と違って、金利が高い代わりにスピーディに資金調達ができます。

即日融資に対応しているところもあります。

【ファクタリングの場合】

ファクタリングとは、売掛金などを手数料を引いた金額で買い取ってもらうことで現金を得る資金調達方法です。

ファクタリングを利用すると、売掛金などの支払期日より前に現金化できるので、資金繰りの改善が見込めます。 ファクタリングは借入や融資ではないので、負債が増えないのが特徴です。

ただし、支払期日に返済しなかったり、ファクタリングのお金を使い込んだりすると、横領や詐欺で訴えられることもあるので、正当な理由がない限り支払期日に必ず返済する必要があります。

ちなみに銀行融資や日本政策金融公庫の融資などは、即日融資は難しいというより不可能です。金利が低い点では魅力的ですが、融資を受けるまでに数週間は見込んでおく必要があります。

学生ローンは18歳以上が対象

学生ローンを利用すれば家族に内緒でお金を借りることができるし、計画的に利用すればリスクを抑えることもできます。

ですが、学生ローンといえどカードローンやキャッシングと同等の高い金利が付きます。収入が少ない学生の中には、返済に困って利息や延滞金が増えていく…なんてことにもなりかねません。

まずは、親に相談したり、学校に相談したりすることをおすすめします。

 

 

無職の人は、行政などの貸付制度を利用する

ここまでは、即日現金を借りるためのさまざまな方法を紹介してきましたが、無職の人の場合はいずれも利用することができません…

ここでは、無職の人がお金を借りる方法について紹介します。

無職の人が利用できる方法としては、以下のような方法があります。

  • 生活福祉資金
  • 母子父子寡婦福祉資金
  • 求職者支援資金

社会福祉協議会の「生活福祉資金」

社会福祉協議会が実施している生活福祉資金貸付制度を利用すれば、無職の人でも公的融資を受けられる場合があります。

総合支援資金・福祉資金・教育支援資金・不動産担保型生活資金といった種類があり、必要に応じて貸付をしてもらうことができます。

総合支援資金の場合、返済期限も長く、保証人なしの場合は金利が1.5%、保証人ありの場合は無利子で借りることができます。

☟ 生活福祉資金貸付制度については、こちら
政府広報オンライン_「生活福祉資金貸付制度」

役所で手続きができる「母子父子寡婦福祉資金」

母子父子寡婦福祉資金とは、母子家庭や父子家庭、寡婦の方へ「子どもの高校や大学などの学費」「生活費」「入学金やご自分の資格取得」「引越費用」などに必要なお金を貸付するものです。

生活福祉資金に似た制度ですが、こちらは市役所などの役所で手続きをします。

就職支度資金の場合、返済期限も長く、保証人なしの場合は金利が1.0%、保証人ありの場合は無利子で借りることができます。

母子父子寡婦福祉資金制度については、こちら
内閣府男女共同参画局_母子父子寡婦福祉資金貸付金制度

求職中なら「求職者支援資金融資」

求職者支援資金融資とは、求職者支援制度で職業訓練受講給付金を受給する予定の人を対象とした貸付制度です。

職業訓練受講給付金を受給しても、その給付金だけでは訓練受講中の生活費が不足する場合に融資を受けることができます。

貸付額は、月額5万円(上限)または 10万円 (上限) ×  受講予定訓練月数
※ 配偶者などの有無により、上限額は異なります。

ハローワークで貸付要件の確認などの手続きをした上で、ハローワークが指定する金融機関(労働金庫)で貸付の手続きを行ってください。

☟ 求職者支援資金融資については、こちら
厚生労働省_求職者支援資金融資のご案内

いずれも即日に借りることはできないですが、相談だけでもしてみてはいかがでしょうか?

 

 

即日現金を借りたい人のよくある質問

ここでは、よくある質問についてまとめています。

Q. 審査無しで即日現金を借りる方法はあるの?

A. カードローンやキャッシングなどで「審査無し」で現金を即日借りる方法はありません。

甘い言葉で勧誘している貸金業者はヤミ金などの違法業者である可能性が高いので、近づかないようにしましょう。

生命保険の契約者貸付、ゆうちょ銀行の貯金担保自動貸付などは自身の保険契約や貯金を担保に借りるものなので、審査無しで利用可能です。ただし、返済せずにいると保険の効力を失ったり、貯金が消滅してしまうこともあるので注意が必要です。

Q. 審査が甘いキャッシングは?

A. それぞれの金融機関が自社の審査基準に則って審査をしています。

一般的には大手の金融機関よりも中小規模の貸金業者の方が独自の審査基準を設けているので、審査に通りやすいと言われることが多いです。とは言え、総量規制など法律で決められていることも多く、審査が甘いと言っても極端に甘い金融機関は基本的には存在しません。

Q. 在籍確認無しで借りるには?

A. カードローンやキャッシングの審査では、原則として「在籍確認」をします。

申込者が本当に在籍しているかを勤務先に連絡して確認するためです。個人名で連絡することが多く、連絡があったからといって、お金を借りることがバレるわけではありません。

Q. ブラックでも借りられる?

A. ブラックでも借りられるカードローンやキャッシングは基本ありません。

ブラックというのは返済を怠ったりして、信用情報に傷が付いている状態を指します。本当にブラックの状態なのかは信用情報機関で照会してみないとわかりません。「自分ではブラックかも?」と思っていても、実際はブラックではないこともあるので、不安な人は確認してみるといいでしょう。

☟ 開示請求については、こちら
・㈱日本信用情報機構(JICC)
・割賦販売法・貸金業法指定情報信用機関(CIC)
・一般社団法人全国銀行協会(JBA)

 

 

まとめ

即日現金を借りる方法は、たくさんあります。

カードローンやキャッシングは即日融資に対応しているところが多いので調べてみてください。

融資を受けるためには、必ず審査があります。申込みをしてからすぐに借りられるというわけではありません。

急ぎで現金が必要な人は、早めに申し込みを済ませて、審査、契約まで即日で終わるように動くと良いでしょう。

クラポでもご来店でご契約頂ければ、即日融資も可能です!

キャッシング クラポ
ご質問・ご相談などがある方も、お気軽にご連絡ください。
スタッフ一同お待ちしております。

 

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クラポ札幌本店 今井 秀彦

クラポ札幌本店 今井です。 元々は商社に勤めていましたが、金融業界に興味を持ち、かれこれ20年以上身を置いています。 金融業の概念にとらわれず、金融以外でも新しい商品の開発にチャレンジしながらお客様の暮らしが少しでも豊かになるよう日々、努力を続けてまいります。