多重債務中(借入4社以上)でも借りられる消費者金融はある?審査の裏事情も解説!

多重債務者とは、複数の金融機関から借入をしている人のことです。

とくに4社以上から借入があるような場合、新たにお金を借りるのは難しくなります。

銀行系カードローンや大手消費者金融の審査は信用情報に厳しく、借入件数が多いと門前払いされがちです。

そんな多重債務者が融資を受けられる可能性があるのが中小消費者金融や街金なのです。

本記事では、多重債務者が抱えがちな課題や審査通過率を上げるポイント、多重債務者にも柔軟な消費者金融を紹介します!

注意

「多重債務者でも借りられる!」「他社で断られた方もOK!」などの宣伝文句は、貸金業法第十六条”誇大広告の禁止“に抵触するため禁じられています。

【実態】中小消費者金融や街金に申し込む人の9割以上は多重債務者?

クラポの社員として日々たくさんのお客様のお申し込みに対応する中で言えることがあります。

申し込む方の9割以上が多重債務者であるということです。

多重債務者と言っても、程度は人によって様々です。

2~3社目として選んでいただく方もいれば、4~5社目として申し込みいただく方も、中には8社から借り入れている人からの申込みもあります。

初めての消費者金融という申込者も中にはいますが、ほとんどの方が最初は大手(アコムやレイクALSA等)利用するので、中小・街金に申込みをされる方はほとんどが多重債務者というのが実態です。

多重債務であることはバレてしまう?

多重債務であることは、申込者の信用情報を見ることですべてわかります。

現在どのような信用取引をどのくらい利用しているのか?

これはすべて審査担当者にバレてしまいます。(もちろん、債務整理や延滞の情報もです。)

メモ

貸金業法第13条の2(返済能力の調査義務)により、年収・他社借入状況・返済履歴などを確認する義務があります。

さらに、信用情報を取得するために『照会(=確認作業)』を行いますが、これも信用情報に残ります。

申込みのし過ぎで審査に通りにくくなる『申し込みブラック』という言葉をご存知でしょうか?

  1. 申込者が借入を申し込む
  2. 担当者が審査を行う際に信用情報を確認する
  3. 信用情報を照会した履歴が残る

は消費者金融に借入を申し込みすると、確実に発生するプロセスです。

この照会履歴は6ヶ月残ります。

この間に何回も申し込みをしすぎて審査に落ち続けていると、

「他社が審査を落としてるから、なにか理由があるはずだ。」
「他社も通してないなら、うちもやめておこう」

という判断をされやすくなるので注意しましょう。

多重債務者が審査を通過する5つのポイント

それでは多重債務者が審査に通過するうえで重要な5つのポイントを解説します。

延滞をしていない

これはポイントというより絶対条件です。

返済をまさに延滞中の場合、新たに融資を受けることはできません。

貸しても返ってこなかったり、同じように延滞されて督促業務が発生する可能性が高いからです。

しかし延滞を解消すると別です。延滞にも2種類あって、解消すると1年位内に消える短期延滞と解消しても数年は消えない長期延滞があります。

中小の場合は、延滞を解消してさえいれば、ある程度柔軟に審査してくれます。

総量規制に該当していない

こちらもポイントではなく条件(法律)です。

貸金業法の総量規制では、「個人の借入額が年収の1/3を超える貸付」が禁止されています。

信用情報と提出してもらった収入証明書を見て、申込み額を融資したら総量規制に抵触する場合、融資をしてはいけません。

短期間に複数申し込みをしない

先程も説明しましたが、『申し込みブラック』には注意しましょう。

追い詰められていると複数社に同時に申し込みたくなる気持ちはわかりますが、逆効果です。

申込みをたくさんしているのに通らず焦っている=何らかの理由で融資を断られている」と判断され、審査も慎重になります。

在籍確認に協力する

消費者金融の審査では、申告した勤務先に本当に在籍しているか確認の電話をする在籍確認を行うのが一般的です。

中小消費者金融・街金は審査に柔軟性があって大手よりも通りやすい分、「原則在籍確認あり」の会社がほとんどです。

在籍確認は過度に避けようとしないほうが『心証』がよくなり、審査にも有利に働きます。

伊藤店長

中小・街金の審査で『心証』はとっても大切です。

事前に相談すれば書類提出で代替してくれる柔軟な会社もありますが、基本的には在籍確認に協力する姿勢を示しましょう。

メモ

在籍確認は携帯から個人名で行われます。バレることはまずありません。

安定収入と返済実績をアピールする

貸金業者が非常に重視するのが『今安定した収入があるか?』です。

一定の安定収入が継続していることが重要なので、アルバイトやパートでも大きな問題はありません。

もちろん、正社員で勤続年数が長ければ、審査は有利に働きます。

伊藤店長

大手は審査の効率を上げるために『信用情報』も重視します。

また現在他社借入があっても、延滞せず返済できていれば「返済意思が十分ある」と判断され、審査に通りやすいです。

可能であれば希望額は必要最低限に抑え、少額から確実に返済実績を積むほうが審査に通りやすくなります。

小口から借りて問題なく返済し続ければ、増額や一本化(おまとめローン)利用の道も開けるでしょう。

収入証明書が必要なケース

以下のケースに該当する場合、どの消費者金融でも収入証明書を提出する必要があります。

  • 1社で50万円を超える貸付
  • 複数社で借入の合計100万円を超える貸付

この場合、貸金業者側が確認を法律で義務付けられています。

これに相当しない場合でも、中小・街金では収入証明書の提出を求められるケースが多いですが、『心証』を良くするためにも、可能な限り協力して提出しましょう。

【実話】8社から数百万円の借入があっても融資した?!

弊社で実際にあった話ですが、8社から1000万円近くの借入をしている申込者がいました。

ただし、その人は以下2つの理由で10万円の融資を行いました。

  • 外資系企業で年収3,000万円以上(収入証明書あり)
  • 延滞の履歴はなし

結局重要なのは、借り入れしている会社の数ではなく

  • 総量規制に該当していない
  • 十分な収入がある
  • 他社からの借入を延滞していない

ということです。

「他の会社も融資しているのだからうちもある程度は融資しても大丈夫だろう。」という決済者の心理も働きます。

中小消費者金融の審査で重要なことは、

「今安定した収入があって、毎月遅れずに返せそうか?」

これにつきます。

もちろん、今まで遅れなかったと言って、今回遅れないとは限りませんが、返済見込みをよく見極めて確率が高いところに適切な額を貸していくのが審査なのです。

そして、それを完全にスコア化して機械的にやるのか、人の目や感情も加わり、柔軟に行うのかが大手と中小(街金)の違いなのです。

借入4社以上の多重債務者でも可能性のある中小消費者金融7選

それでは、「複数社から借入していても融資を受けられた!」という実績のある消費者金融を7つ紹介します。

セントラル

セントラルは愛媛県発祥で全国に17店舗を展開する中堅消費者金融です。(セントラルの詳細)

  • 申し込み~審査~融資実行までのスピード感(Web完結・平日14時までの申込みで最短即日融資)
  • 実質年利4.8~18.0%で大手並みの水準
  • 初回利用者には最大30日間の無利息サービス
  • セブン銀行ATMで土日祝日や深夜でも借入・返済可能

など、大手並の利便性を誇ります。

同時に

  • 破産1年後でも10万円借りられた
  • 自己破産の過去があり他社借入も30万以上あったが50万円の枠が出た
  • 他社では即否決だったけど、セントラルで借りれた
  • 4社目の申込みだったけど借りられた

など、他社借入状況や過去の信用情報に不安があっても柔軟に審査してくれる傾向があります。

とてもおすすめな中小規模の消費者金融の1つです。

フクホー

フクホーは大阪に本社を置く老舗の中小消費者金融です。(フクホーの詳細)

セブンイレブンのマルチコピー機とFAXを使えば、最短即日融資が可能です。

すぐに現金が必要な場合は、郵送ではなくコンビニ契約にしましょう。

  • 他社借入が4~5社ある状態でも収入や返済能力次第で融資を受けられる可能性がある
  • 過去に債務整理や長期延滞の過去があっても直近の収入状況・返済状況に応じて柔軟に審査してくれる

このような口コミが見られるので、多重債務中の場合にも相談に乗ってくれるでしょう。

初回融資は少額(約10万円以内)が多いものの、属性次第では20~30万円台が認められる例もあります。

クラポ

次は私達クラポを紹介させていただきます。

北海道・関東全域で利用できる地域密着型の消費者金融です。北海道(札幌・苫小牧・旭川)と関東(土浦)に店舗があります。

実質年率は7.3%〜18.0%です。

明るい店内で女性スタッフも多数在籍しており、親しみやすさと対面で懇切丁寧な対応が強みです。

クラポカードを利用して、全国のセブン銀行ATMから借入・返済が可能です。セントラルさんも紹介しましたが、大手のようにコンビニのATMから借入・返済ができる中小・街金の会社って少ないんですよね。

平日・来店時のみ即日融資も可能ですが、Web申込み⇒郵送契約の場合、2~4日程度、融資実行までに時間がかかります。

過去に金融事故があっても、手続完了から1年以上が経過し安定した収入があれば、審査相談に乗るなど、返済能力の有無をヒアリングを重視して丁寧に見極める方針です。

クラポ札幌

アロー

アロー

アローはスマホ専用アプリで申込みから契約まで完結し、必要書類の提出もアプリ上でできるので郵送物なしで手続きが可能なめずらしい中小消費者金融です。(アローの詳細)

全国対応で店舗はなく、スマホやPCからの申込みに特化しています。

審査時間は最短45分と非常にスピーディーですが、振込実行までには数日時間がかかるとの情報があります。

在籍確認についても注意が必要です。

『原則として勤務先への在籍不要』というのは、在籍確認の際に職場にいる必要がないという意味で在籍確認は行うとのことです。

ただし審査の柔軟性には十分な定評があり、

  • 債務整理の過去があったけど、アローで10万円借りられた
  • 多重債務の状況だったけど、現在の状況をしっかりとヒアリングして融資してくれた

など総量規制内で返済能力が認められれば、他社借入が複数あっても相談OKのスタンスが伺えます。

ニチデン

ニチデンは創業50余年の実績がある、大阪を拠点とする中小消費者金融です。

最短10分という業界トップクラスのスピード審査最大100日間の無利息期間が魅力です。

実質年率7.3%~17.52%で大手並みの水準なのも嬉しいポイントです。

FAXでその日のうちに契約書類のやり取りが可能で、平日15時までに契約を完了できれば即日融資も可能です。

  • 債務整理の経験があったけど融資してもらえた
  • 数年前に自己破産の経験があり、現在も複数借入があるけど貸してくれた

などの口コミが見られたので、多重債務中でもチャンスがある消費者金融の1つだと言えます。

スカイオフィス

スカイオフィス

スカイオフィスは福岡県に本店を構える正規の登録業者で、全国からWeb申込みが可能です。

柔軟な審査スタンスと安心の対応で、金融ブラックの方からも注目されています。

実質年率15.0%~20.0%、融資額は1万円〜50万円と小口融資です。

融資方法は郵送契約&銀行振込で、在籍確認は原則あります。

スカイオフィスは、過去に債務整理の経験がある方や、信用情報にキズがある方でも審査対象として扱ってくれる数少ない正規業者です。

もちろん無審査というわけではなく、現在の収入状況や他社借入件数などを総合的に見て判断されます。

口コミで「4社借り入れ・個人再生中でも可」という通過例が紹介されるなど、“件数より現在の返済能力”を重視した独自審査を採用している中小消費者金融です。

ハローハッピー

ハローハッピー

ハローハッピーは大阪・難波に本店を構える中小消費者金融です。

店舗は1箇所のみですが、Web申込みと電話窓口で全国からの相談を受け付けており、審査は平日9:30〜18:00に行われます。

主力のフリーローンは無担保・保証人不要で上限100万円、実質年率10〜18%、最長48回払いと大手並みの金利帯を掲げています。

自己破産歴や複数社からの借入があっても現在の収支バランスで判断する」と明言しており、多重債務者にも再チャレンジ・リスタートの機会を提供しています。

いつも

いつも

高知県に本社を置く中小消費者金融です。

全国からWEB完結で申し込み可能で、来店不要・カードレス・郵送物なしで契約できます。

また在籍確認の電話連絡も原則なしと明記されており、職場や自宅に知られずに借りたい人に適しています。

初回利用時は最長60日間無利息のサービスがあり、借入希望額が少額の場合に利息負担を大きく減らせます。

LINEを使った手続きにも対応しており、申込から必要書類の提出、質問対応までスマホ一つで完結します。

多重債務の相談にも親身に応じてくれると評判で、他社で断られた方も「まずは相談から」始められる安心感があります。

「多重債務者だから金利が高い」などの調整はある?

他社のことはわかりませんが、クラポの場合、他社借入状況に応じた金利の調整は行いません。

というより、「返してくれそうだから金利を下げよう。」「返してくれなそうだから金利を上げよう。」といった金利の調整を行っている会社はないと考えられます。

理由としては、数百万円単位の借入を除いて、基本的には上限金利18%付近or20%付近が適用されるためです。(例えば大手でも中小でも100万円未満は18%付近で同じです。)

これは利息制限法に基づき決まっています。

借入金額ごとの上限金利(大手も)

  • 10万円未満・・・年20% (利息制限法第1条1項1号)
  • 10万円以上〜100万円未満・・・年18%(利息制限法第1条1項2号)
  • 100万円以上・・・年15%(利息制限法第1条1項3号)

遅延損害金は上限20%になります。

クラポの場合は、100万円未満は18%、100万円以上は15%と決まっています。

表記は7.3%~18%となっていますが、1桁台の金利はめったに適用されません。

大手・中小に関わらず、ほとんどの会社が100万円未満の融資額の場合は18%近い金利を設定しています。

金利で違いがあるとすれば、中小・街金には10万円未満の少額融資時に実質年率を20%付近に設定している会社が多いです。詳しくは下記の記事で解説しています。

まとめ

多重債務で「もう借りられるところがない」と絶望しそうな状況でも、決して焦ってはいけません。審査が比較的緩やかな中小消費者金融を含めて選択肢を探せば、現在の自分の状況に理解を示してくれる業者が見つかる可能性はあります。

本記事で紹介したような全国対応の中小消費者金融であれば、大手で断られた方でも融資のチャンスが残されているでしょう。

クラポにもぜひご相談ください。

しかし同時に、「審査が通りやすい=安全」ではないことも理解しておく必要があります。

正規の貸金業者を利用する限り違法な高金利や取り立てに遭う心配はありませんが、だからといって借りすぎれば返済に行き詰まるリスクは変わりません。

審査に通ることばかりを優先して金利や返済方法を二の次にすると、「借りたはいいが利息が高すぎて返せない」という事態にもなりかねません。

(多重債務者ほど、利息はバカになりません。複数社から合計100万円の借金がある場合、各社実質年率18%とすると、月々の利息は15,000円になります。)

正規の貸金業者を利用する限り違法な高金利や取り立てに遭う心配はありませんが、だからといって借りすぎれば返済に行き詰まるリスクは変わりません。

審査に通ることばかりを優先して金利や返済方法を二の次にすると、「借りたはいいが利息が高すぎて返せない」という事態にもなりかねません。

特に中小の消費者金融は店舗への来店を求められるケースもありますが、その場で担当者に細かく相談できるメリットもあります。

面倒がらずに対話し、無理のない条件に調整してもらうことも大切です。

クラポへの相談もお待ちしております!^^

クラポ札幌