5万,10万,20万円借りたときの消費者金融の利息は?大手も中小も街金もほぼ同じ?!

消費者金融でお金を借りるとき、利息ってどうしても気になりますよね。

テレビCMで見かけるような大手の消費者金融(アコム・レイクALSAなど)の利息は低く、中小消費者金融や街金は高いというイメージを持っている方も多いと思います。

しかしそれは誤解です!

実は大手も中小も街金も、ほとんど利息は同じです。(やばいのは闇金だけです。)

本記事では、5万円,10万円,20万円という具体的な金額を活用しつつ、

【STEP1】法定上限金利を知る
【STEP2】大手vs中小の金利帯の把握
【STEP3】実際の支払い利息シミュレーション
【STEP4】金利以外の違い・選び方

の4STEPで消費者金融の金利を解説していきます。

ぜひ最後までお読みください。

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【STEP1】法定上限金利を知る

まず初めに、上限金利は借入金額に応じて法律で決まっている事実を解説します。

それが下記です。

元本(借入額) 年利上限
10万円未満 20 %
10万円以上〜100万円未満 18 %
100万円以上 15 %

日本貸金業協会

これは利息制限法によって定められていますので、大手も中小も街金も同じです。

ちなみに法定上限金利の推移はこんな感じです。

施行日 上限 背景キーワード
1954年(昭29)以前 109.5 % 戦前の立法をほぼそのまま継承
1983/11/1 73 % “サラ金問題”が社会化
1986/11/1 54.75 % 多重債務急増で再度引下げ
1991/11/1 40.004 % 商工ローンでも被害拡大
2000/6/1 29.2 % TVで♪「安心してご利用ください」CM全盛期
2010/6/18 20 % 改正貸金業法でグレーゾーン撤廃・総量規制導入

 

昔は貸金業は元金さえあれば、誰がやっても儲かるビジネスでしたが、かなり薄利なビジネスになっています。

【STEP2】大手と中小の金利帯の把握

大手も中小も上限金利は同じと説明しましたが、なぜ中小は大手よりも高金利なイメージが付いているのでしょうか?

実のところ差はほとんどないのですが、これには2つ理由があると考えています。

  1. 大手は下限金利が低く、中小は上限金利20%で設定していることが多いため
  2. 中小で遅延損害金が膨らんだり首が回らなくなることが多いため

1つずつ解説します。

下限金利の低い大手vs上限金利20%が多い中小

アコムやプロミスなどの大手の金利が低く見える理由の1つは、下限金利の低さです。

  • アコム:3.0~18.0%
  • プロミス:4.5~17.8%
  • レイクALSA:4.5~18.0%

一方中小の有名どころを例として、

  • アロー:15.0%~19.94%
  • フタバ:14.95%~19.94%
  • セントラル:4.80%~18.0%
  • クラポ(弊社):7.30%~18.0%

があります。

下限金利が低いため、大手の金利は低く見えますが初回利用ではまず上限の18%が適用されます。

下限金利が適用されるのは、

  • 借入額が非常に大きい(数百万円)場合
  • 年収が数千万円と非常に高く利用上限枠(年収の1/3)が非常に大きい場合

など非常にレアケースです。一般的に借入額が大きくなるほど、利息は安くなります。

ちなみにアコムの借入上限額は800万円ですが、このときの金利が10万円借りるときにも適用されると考えるのは誤解です。

下記はアコムで10万円借りたときの実際の画面ですが、しっかりと18%が適用されています。

アコム返済画面

 

また、大手は上限金利を18%とすることが多いですが、中小は10万円未満の融資の場合、20%やそれに近い金利を設定している会社が多いです。

なので、大手よりも2%高いことになりますが、金額によらず、大手と同じ18%を上限金利としている中小消費者金融も多いです。

 

 

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中小で遅延損害金が膨らんだり首が回らなくなることが多いため

もう一つの理由は大手に比べて、中小で返済が滞ることが多いからです。

最初は大体の人がアコムやプロミスなど、テレビCMでもよく見かける大手で借りますが、そこで借りられなくなったり返済が厳しくなると、中小に来ます。

そこで返済が遅れ始めると、遅延損害金というものが発生します。

遅延利率の上限は20%で、こちらは大手も中小もクレジットカード会社も、ほぼ上限付近で設定しています。

そして遅延損害金は『残高×遅延利率÷365×遅延日数』で計算しますが、返済に遅れると、利息に加えて遅延損害金が発生します。

これは首が回らなくなる典型的なケースです。

このようなことが発生するのは中小が多いので利息が高くてパンクしたように見えますが、しっかりと毎月返している限り、大手も中小も変わりません。

結論

  • 超多額を借り入れる場合
  • 年収が非常に高い場合

を除いては、ほとんどが大手も中小も100万円未満なら18%、100万円以上なら15%です。

ほとんど同じなのです。

そして一部の中小(アロー、エイワ、フタバなど)では、10万円未満の貸付時は20%付近の金利を設定している会社があります。

【STEP3】5万,10万,20万の実際の支払い利息シミュレーション

それでは5万,10万,20万円を借りたときの支払利息のシミュレーションを見ていきましょう。

繰り返しになりますが、5万円は18% or 20%付近10,20万円はいずれも18%付近です。※正確には20%が適用されるのは5万円未満ですが、簡単のため5万円とします。

5万円の支払利息のシミュレーション

毎月5000円ずつ元利均等返済(毎月一定額を返済)するとしてシミュレーションをしてみましょう。

実質年率 通常の月々返済額 最終回返済額(残高調整) 返済回数 利息総額 総返済額 18 %との差
18 % 5,000 円 ×10回 4,581 円 (11回目) 11か月 4,581 円 54,581 円
20 % 5,000 円 ×11回 152 円 (12回目) 12か月 5,152 円 55,152 円 +571 円

 

これを見ると1年借りても571円しか変わらないことがわかると思います。

続けて10万円,20万円を18%で借りたときを見てみましょう。

10万円の支払利息シミュレーション

借入額ごとに毎月の最低支払額は異なりますが、10万円は5000円以下に設定されている会社が多いのでこちらも5000円で計算します。

実質年率は18%です。

毎月の支払額 うち利息 利息割合 返済後残高
1 5,000 1,500 30 % 96,500
2 5,000 1,448 28.9 % 92,948
3 5,000 1,394 27.9 % 89,342
4 5,000 1,340 26.8 % 85,682
5 5,000 1,285 25.7 % 81,967
23 5,000 144 2.9 % 4,712
24 4,783 71 1.5 % 0

 

  • 返済期間:24ヶ月
  • 利息総額:19,783円
  • 総返済額:119,783円

最後の方はほとんど利息が発生していないことが分かりますね。

これが元利均等返済方式です。利息は元金(≒残高)にかかるので、支払うほど利息は減ります。

なので、余裕のあるときに元金を減らすことはかなり重要です。

ちなみに2ヶ月目に3万円払うと以下のようなシミュレーションになります。

返済額 うち利息 利息割合 返済後残高
1 5,000 1,500 30.0 % 96,500
2(追加返済) 30,000 1,448 4.8 % 67,948
3 5,000 1,019 20.4 % 63,967
10 5,000 582 11.6 % 34,379
17 5,000 97 1.9 % 1,541
18(最終) 1,564 23 1.5 % 0

 

完済が6ヶ月早まり、支払利息も8,219円減って、総返済額は119,783円⇒111,564円になります。

元金を減らすことの重要性、ご理解いただけたでしょうか?

 

 

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20万円の支払い利息シミュレーション

最後に20万円を毎月1万円ずつ返済するシミュレーションを見てみましょう。

実質年率は18%です。

支払額 うち利息 利息割合 返済後残高
1 10,000 3,000 30 % 193,000
2 10,000 2,895 28.9 % 185,895
3 10,000 2,788 27.9 % 178,683
4 10,000 2,680 26.8 % 171,364
5 10,000 2,570 25.7 % 163,934
10 10,000 1,996 20.0 % 125,081
15 10,000 1,378 13.8 % 83,225
20 10,000  711 7.1 % 38,134
23 10,000  287 2.9 % 9,424
24 9,565 141 1.5 % 0

 

  • 返済期間:24ヶ月
  • 利息総額:39,565円
  • 総返済額:239,565円

次の3点を意識して見てみましょう。

  1. 序盤は支払額の約3割が利息で、元金減少ペースが遅い
  2. 中盤以降は残高が減るにつれて利息負担が急速に軽くなり、元金返済の比率が増加
  3. 最終回は利息がほぼゼロに近く、元金分だけを精算して完済

金額が大きくなるほど、繰上返済が重要なことがわかりますね。

【STEP4】金利以外の違い・選び方

金額が数十万円程度の借入では、金利は大手も中小もほとんど変わらないことを説明しました。

だいたい18%です。

ここでは、3つの基準で金利以外で大手(アコム・プロミス・アイフル・レイクALSA・銀行系カードローン)と中小を選ぶ方法を解説します。

即日融資・利便性なら大手

大手の強みは何と言っても利便性です。

利便性の高い消費者金融の特徴として、

  • 即日融資が可能
  • アプリで簡単に借入・返済ができる
  • 提出書類が少ない
  • 郵送手続きがない
  • 在籍確認などの審査プロセスがなく結果がすぐに分かる

などがあります。

大手は審査に通れば非常に便利に使えます。

もちろん、中小でも即日融資が可能なところやアプリを導入しているところ、在籍確認がないところなどありますが、大手ほど利便性に優れた会社はありません。

信用情報に傷がなく、安定した収入がある人が中小ではなく大手を選ぶ理由はここにあります。

(参考)

無利息期間の有無

大手の特徴として、初回利用時に無利息キャンペーンを利用できる企業が多いです。

1ヶ月・2ヶ月など、企業によって期間は様々ですが、大手はどこも無利息期間を用意しています。

40万,50万円と借りると初月の利息は1万円近くになるので、これは大きいでしょう。

ちなみに中小でも無利息期間を用意している企業(セントラル、フタバ、いつもなど)があるので、特に大きな金額を借りたいときは選ぶ基準に入れてみましょう。

 

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審査の柔軟性

中小の強みは、独自審査による審査の柔軟性です。

大手は過去に延滞や債務整理などの金融事故があると、ほとんど審査に通りませんが、中小なら柔軟に審査してくれる場合があります。

その分、在籍確認が発生したり、収入証明書の提出が求められたりしますが、審査に通る可能性が高いのは圧倒的に中小です。

大手はスコアリングで一定の基準を満たさない場合、自動で審査落ちとなりますが、中小はそこも一件ずつ審査します。

ただし、他社で延滞中という方はかなり厳しいでしょう。

(参考)

 

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まとめ|大手も中小も、金利はほとんど変わらない。

消費者金融の金利は「大手=安い」「中小=高い」という印象を持たれがちですが、実際には法律で上限金利が定められており、ほとんど差はありません

✔ 大手も中小も、10~100万円未満の借入であれば 基本は年18%
✔ 5万円など少額借入では、一部中小が 年20%を設定している場合もある
✔ 元利均等返済では、支払うほど利息が減り、元金の割合が増える構造
✔ 早期返済や繰上げ返済で、返済総額と期間を大幅に圧縮可能

そのうえで、選ぶ際には以下の視点が大切です。

  • スピード・利便性を重視するなら大手
  • 柔軟な審査や少額融資を求めるなら中小
  • 初回無利息キャンペーンの有無
  • 自分の信用状況や目的に合ったサービス選び

“どんな条件で、どのように借りるか”を重視して、自分に合った選択をすることが賢い借入の第一歩です。

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Renkau