【乗り比べ】クロスバイク・ロードバイク・ピストバイクの違いを徹底レビュー

こんにちは、クラポ札幌本店の今井です。

今回は、クロスバイク・ロードバイク・ピストバイクの特徴・違いと 格安で手に入れる方法についてお伝えします。

クロスバイクとは?

クロスバイクの特徴3つ

【特徴①】一直線で操作しやすいフラットバーハンドル
姿勢に無理がなく、視界も広く、ゆっくりの走行でも操作しやすいのが特徴です。

【特徴②】少し荒れた道でも大丈夫
ロードバイクとマウンテンバイクの良いとこ取りと言われるクロスバイク。舗装された道はもちろん、少し荒れた道でも問題なく走れます。

【特徴③】普段使いに最適
通勤、通学から買い物、10km以内のサイクリングまで生活のなかで使いやすいです。

 

 クロスバイクの料金の相場

価格帯は3〜10万円ほどになります。

安いバイクのなかにはパーツの質が悪く走行性能が低いもの、すぐに不具合を起こすものがありますので、サイクルベースあさひなどの自転車専門店かスポーツバイクメーカーが販売しているバイクをおすすめします。

専門店のモデルは4万円台、スポーツバイクメーカーのモデルは5万円台からになります。

スポーツバイクは6~9月に新作が発表され、その後12月頃までに発売されていきます。そのため、6月以降に旧作を狙うとお得に購入できます。新作はカラーチェンジのみの場合もあり、旧作が性能的に大きく劣ることはありません。

私が購入した際は、①メンテナンスで相談しやすいようお店が近い、②スポーツバイクメーカーの商品、③予算5万円、の3つの条件で検討しました。近くのショップを探していたところ、セールで定価5.5万円のところ4万円になっていたスポーツバイクメーカーGIANTの「ESCAPE R3」を見つけ、購入することにしました。時期は8月で新作入荷前でした。

 

クロスバイクに乗った感想

軽さとスピードに驚きました。漕ぎ出しが軽く、ペダルひと漕ぎで滑らかに進み、スピードも普通の自転車とはまったく違います。乗りにくさもなく、段差や路地にも気を使わず走ることができました。近場の買い物から15kmほどのサイクリングまで快適に乗ることができます。

 

 

ロードバイクとは?

ロードバイクの特徴3つ

【特徴①】前傾姿勢でスピードを出しやすいドロップハンドル
前傾姿勢は風の抵抗が減り、スピードが出せます。また、握る位置も選べるため手が疲れにくいです。

【特徴②】舗装された道が得意
タイヤが細く、空気圧も高いためちょっとした段差でもバランスを崩したり、パンクのリスクがあります。

【特徴③】ロングライドやレースも楽しめる
100km以上の長距離サイクリングイベントや速さを競うレースにも出場できます。

ロードバイクの料金の相場

価格帯は10万円前後のエントリーモデルからレースでプロが使用する100万円以上のものまで幅広いです。

フレームの素材はアルミ、クロモリ、カーボンの3種類。価格はアルミ、クロモリなら10万円前後から、カーボンは20万円前後からになります。パーツの性能によってさらに値段が変わってきます。

1台目は、10万円前後のエントリーモデルから選び、必要に応じてパーツをアップグレードしていくことをおすすめします。競技として真剣に取り組む予定の方、予算に余裕ある方は、一番軽いカーボン素材のモデルを選んでおくと後々買い換えたくなる可能性が下がります。

私の場合、クロスバイクでは物足りなくなり、より長く、速く走りたいと購入を検討しはじめました。購入後の買い替えは価格的に難しいため、はじめから性能が高いカーボン素材で見た目が好みのバイクを探しました。

自宅の近くに取扱店がなかったため、品揃えが豊富な大手自転車ショップを巡りました。1~2カ月かけて探し、カラーリングとロゴのかっこよさに一目惚れしたRIDLEY「FENIX SL」を購入しました。購入した7月はクロスバイクと同様にセールの時期で、定価30万円のバイクを20万円で購入することができました。

 

ロードバイクに乗った感想

クロスバイクとは軽さと加速が違います。漕ぎ続けるとグングン速度があがり、時速20km以上になります。はじめてクロスバイクに乗ったときに比べるとそこまで大きな感動はありませんでしたが、違いは十分に感じることができました。

タイヤが細く、空気圧が高いため段差など荒れた道を走るには適さず、普段使いは難しいです。

また、スタンドもなく、非常に高価なため、クロスバイクのように気軽に道に止め、コンビニに寄ったり、お店に入ったりはできませんでした。寄り道をせず走ることに集中する場合には最適です。

室内保管と定期的なメンテナンスが必要な点も少し面倒に感じていました。

 

 

ピストバイクとは?

ピストバイクの特徴3つ

【特徴①】シンプルでお洒落な見た目
細くシャープなフレーム、太く迫力あるフレーム、お洒落にペイントされたフレームまでデザインが豊富です。

【特徴②】固定ギアとフリーギア
ペダルを止めればタイヤが止まり、ペダルを後ろに回すとタイヤも後ろに回る、完全にペダルとタイヤが連動する固定ギアはピストならでは。

【特徴③】変速機がなく故障しにくい
変速機がないため構造が単純で故障のリスクが低く、メンテナンスも簡単です。

 

ピストバイクの料金の相場

価格帯は6〜20万円以上と幅広いです。

もともと競輪で使用されるバイクなため、価格が高いものはパーツの質が高く、フレームも軽量で走行性能が上がります。

トラック以外での走行性能はロードバイクに部がありますので、多くの場合、用途は街乗りメインになると思います。

エントリーモデルの予算6~10万円で、見た目が気に入ったものを選ぶことをおすすめします。全体が細くシャープなフレーム、太く迫力のあるフレーム、ペイントのきれいなフレームまでデザイン性の高いものが多いです。

完成品を購入することもできますが、ピストバイク専門店で好みのフレームと希望の価格帯を相談すれば、予算にあわせてパーツを選び、組み立ててもらえます。ハンドルもフラットバー、ドロップ、ブルホーンなど種類が豊富で好みにあわせて選ぶことができます。

普通の自転車と同じギア(フリーギア)も選べますが、固定ギアとよばれるペダルを止めるとタイヤも止まり、ペダルを後ろに回すとタイヤも後ろに回る、ペダルとタイヤが完全に連動するギアを選ぶことができるのも特徴です。

私は街乗り用としてスポーツバイクより見た目がかっこよく、普通の自転車より走行性能が高い点が気に入り、予算6~8万円で探していました。インターネットで調べ、LEADER BIKESというメーカーの太くエアロな見た目のフレームに一目惚れしましたが、価格が10万円を超えておりあきらめていました。

実物を一度見ようとピストバイク専門店に行ったところ、店員さんから予算の8万円でパーツを選んで組むことを提案いただき、LEADER BIKES「721TR」を購入しました。ギアは普通の自転車のように乗りたかったため、フリーギアを選びました。

 

ピストバイクに乗った感想

クロスバイクに近い乗り心地に感じました。変速機がついていないため、漕ぎ出しは重いですが、走り出すとスムーズに進み続けることができます。また、坂を登る際はギアを軽くすることができないので、少し大変です。

ロードバイクほど高価ではないため、コンビニやお店にも鍵さえかければ気にせず入ることができています。なによりも見た目がかっこいいため、気に入った洋服を着るような感覚で、乗って出かけることが楽しく感じます。

変速機があると構造が複雑になり、チェーンが外れる、ギアシフトができなくなるなど、不具合が起こる確率が上がります。修理にも専門的知識が必要です。その点、ピストバイクは変速機がないためトラブルが起こりにくく、メンテナンスに時間を取られることもありません。

 

 

ロードバイク・クロスバイク・ピストバイクの違い

【違い①】適した目的が違う

走ることだけが目的か、街乗りでも使いたいか、バイクによって適した目的が違います。

【違い②】走行性能が違う

ロードバイク>クロスバイク>ピストバイクの順で機能性が高く、走行性能も高いです。

【違い③】メンテナンスが違う

機能性が高いほど構造が複雑になり、メンテナンスの手間や故障のリスク、修理の複雑さが上がります。

 

 

まとめ

見た目が似ていて違いはわかりにくいですが、安い買い物ではないため、目的と予算にあったバイクを選ぶことが大切です。

走ることだけが目的ならロードバイク、街乗りでも使いたいならクロスバイクかピストバイクがおすすめです。

変速機がついているなど走行性能はクロスバイクがピストバイクより優れていますが、メンテンナンスの簡単さ、見た目のバリエーションはピストバイクに部があります。

6~8月のセールのタイミングを狙ったり、お店の人に相談したり、目的にあったお得な方法で探してみてください。

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クラポ札幌本店 今井 秀彦

クラポ札幌本店 今井です。 元々は商社に勤めていましたが、金融業界に興味を持ち、かれこれ20年以上身を置いています。 金融業の概念にとらわれず、金融以外でも新しい商品の開発にチャレンジしながらお客様の暮らしが少しでも豊かになるよう日々、努力を続けてまいります。